闘茶……あまり聞いたことがない、その名前。
お茶を立て、香り・味わい・そのたもろもろを競い合う、お茶の格闘技である。
……と言われてもね。
実感わかないよね(笑)
京都の老舗のお茶屋さんの娘・美希子さんは忙しい。
おかーさんがなくなって腑抜けになったおとーさん・八木圭さんは、家業のお茶屋を閉めたままぐーたらぐーたらと日々を過ごしているからだ。
だから、彼女はおとーさんの代わりにお茶の修行を始めている。
知り合いの和菓子屋さんでアルバイトをしながら…
おとーさんにも言い分はある。
おかーさんが死んだのは、彼ら八木家に伝わる幻の【雌黒金茶】の呪いなのだ。
お茶にかかわると呪いで死ぬのだ。
だからお茶にかかわってはならない。
美希子さんは否定する。
おとーさんは逃げているだけだ、だったら私がその呪いをといてやる!と。
…で台湾へ向かうわけです。
お金もろくにないくせに、なんと行動的な娘さんでしょう。
黒金茶(こっきんちゃ)には言われがある。
その昔、黒金茶には雄(おす)と雌(めす)が存在し、それぞれを守り育てる一族によって受け継がれてきた。
二つの茶葉が出会うことがなかった時代、それぞれの一族は平和に暮らしていたのだ。
……ちょっと待て。
映画を見ていたらそうは思えん。
雄黒金茶を飲むと、戦力が湧きあがり戦いを好むという。
兇暴になるってことでしょ?
しかもそのお茶の優秀性を証明しようとあちこちに戦を吹っかけてきたという。
…どこが平和に、やねん。
まあともかく。
その均衡が崩れたのは、日本からの留学生(いったいいつの時代?)八木宋右衛門のせいである。
彼が雌黒金茶を世に出し、その素晴らしさを誇ったもんで、たまたま行き合わせた雄黒金茶の一族が起こったわけだ。
で、狂暴な彼らは怒りのままに雌黒金茶の一族を滅ぼした…と。
ほら、やっぱり兇暴やんか。
ところが!
この戦乱の中で奇跡が起こる。
闘茶で優劣をつけようとしていた雄黒金茶と雌黒金茶を混ぜて飲んだ(なんでそんなことをしたかは不明)(笑)子供が見る見るうちに龍になって昇天したのだ。
おかげで、両方のお茶を混ぜて飲めば、仙人になれる!という伝説までがくっついて語られることになる。
一方、命からがら逃げ出した八木さんは、一葉の雌黒金茶を持っていた。
それを日本に持ち帰り植えたわけだが、彼の余計なひと言のために雌黒金茶の一族は滅びたわけだから、彼の一族には雌黒金茶の呪いがかかったのだ。
その呪いを解くには、闘茶をして雄黒金茶を負かすこと。
それしかないというのである。
さて。
前置きが長くなった。
この辺のことは漫画で描かれている。
中国の掛け軸に描かれているような絵が動くので、それはそれで面白い。
呪いを解くために単身台湾へ向かった美希子。
そのあとを追う父。
彼女の持つ雌黒金茶を狙うあやしい男(これが台湾で有名な二枚目俳優らしい;頭が青かったけど)
そしてもう一人、謎の女。
たかがお茶っぱ。
されどお茶っぱ。
闘茶の作法とか珍しいものが見られるのかなー?と興味津津で見に行ったのだが、なんというか(笑)飛沫が飛んだり女性が舞ったりまぁいろいろと…CGかな?面白かったです。
決着がどうなるかは言いませんが、闘茶っていうのは自分との闘いだそうで。
茶道に限ればそうかもね。
お釜の前で瞑想している香川さんが妙に格好よく見えたからなぁ(笑)
ただ。
京都の女もそこそこのタンカを切るということが分かってもらえたかな、と思うのと、やたらお茶が美味しそうに見えたのが収穫だった…と思う。
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この記事へのコメント一覧
なんか「酔けん」(字わからん・・・)に似てる様な・・
お茶のルーツは、中国なのねん。
中国や台湾でも、ウーロン茶の親戚みたいなの(爆)飲んだ事あるけど、やっぱりお茶は、日本のが美味しいなぁ〜
京都の女性は言葉が優しくて上品だけど、芯は一番強く、しっかりしてると思ってますよ〜♪怒らせたら一番怖いかも・・(爆) [削除]
なんか危ない薬をやったように兇暴になるんだそうです。
一方雌黒金茶の方は、桃源郷に来たように夢見心地になるとか。
…どっちにしても危ないお茶ですねぇ。
酔拳はジャッキー・チェンが格好良かったですね。
私も大好きな映画ですよ♪
京女はTPOで南大阪人(河内弁で喧嘩する)にもなれます。
だからせめて外側だけはソフトなんだと思います。 [削除]