月と雲

レッドクリフ 〜赤壁〜

(2008/11/01 Sat)

3世紀の中国大陸。
漢王朝の末期。

…ってあんまり説明しなくてもだいたいわかるはず。
はい。
評判の「三国志」その中でも劇的でスペクタクルな大合戦、赤壁を映画にし、上映前から人気沸騰の映画がこれ。
諸葛孔明役の金城武は以前からよく中国(台湾含む)の映画に出ていたので珍しくもないが、今回は呉の将軍役で中村獅堂が出ている。
肝の据わったというか…目つきの宜しくない海賊上がりの将軍は、"癖のある"部下に慕われて息もぴったり。
とってもはまり役だった、と思う。

エキストラもものすごい数(多分何万人とか?また人民軍あたりから借りてきているんだろうなぁ…)なので迫力満点。
しかもそれがむくつけき野郎どもばかり…はぁ……。

小喬(周愉のおくさん)の美しさが光り輝くばかりに見えるのも目の錯覚や演出のみではあるまい(笑)だって、おじさんばかりなんだもん…。

実はこの映画、11月1日の今日公開はパート1で、来年4月にパート2をやる、ということを今日初めて知ったのである。
一部だけでも2時間以上になんなんとする映画…中たるみしないか?とか心配したが、全然。
後半がとっても楽しみである。
ちなみに後半がわれわれがよく知っている海戦。

そう。
私が赤壁の大合戦としたのは、よく知られている海戦だけではなく、パート1では陸上戦をメインに描いていたからだ。
これはすごい!
こんな赤壁を描いたドラマがあっただろうか?いやあるまい(反語;笑)
しかも、名前だけは知っていた、文章だけで知っていた「八卦の陣」をビジュアルでみられるなんてー!!もう感動モノ!

ちょっとウエリントン将軍とナポレオンが雌雄を決したワーテルローの戦いを思い出すひとこまでもあった。
この陣形はすでに古い!と周愉と孔明ともに言っていたのだが…ワーテルローは19世紀…ま、いいか、まったく同じと言うわけではないので。

15Rなのは血と肉が飛ぶからだろう。
生首も頻繁に出るし。
戦いのすさまじさは、自分の刀で槍で矢でもろに人の体を寸断する、血しぶきが飛ぶ、というのをリアルに表現しようとしているからだろうと思う。
これはまあ見られないことはないが、多少なりとも「うえっ」と思うのも確か。
こんな映像に慣れてどーする自分、と思うからまぁこれは正常な反応のはず。

中国江南地方の山々。
そして長江の流れ。
曹操の大海賊団、もとえ大船団。
CGだろうけどちっとも違和感を持たせない。
とっても素晴らしい出来だと思う。

そして…今のって冗談なんだよね?
ね?ね?
という掛け合い漫才、もとえ会話を孔明や周愉などが交わすのだが、顔が真面目なので聞けない雰囲気。
あれって息抜きの場面で笑いが起こるはずなんだよね?
劇場ではしわぶき一つあがらなかったが…。

鳩って水浴びの後風に当たると風邪を引くんですか〜?
その鳩はもしかして高性能のカメラを仕込んだ偵察鳩じゃないんですか〜?
曹操からの手紙は木簡なのに、孫権からの手紙が紙なのは、「うちのほうがリッチである」とかいうさりげない孫権の嫌がらせなんですか〜?
などなど。
突っ込みどころも満載で、とっても面白かったな。


配役に対しては何も言わない、
それぞれのファンとかイメージとかいろいろあるしね。
私が気にしたのは孔明の背の高さぐらいで、周愉と並んだときにちょっと高目だったので、まあ良し、と(笑)
彼はとんでもない大男であったと言うから。

あ、それとちょっと異相の孫権の顔はなかなか良かったな。
おじさんばかりの映画なので見分けがつかないと心配されたのか、場面が変わるごとに主要人物には名前のテロップがつく…のも楽しかった。

まあ〜評判通り、さすがにさすがの映画であった。



閑話休題。
確かヤ○ーでは、この映画にちなんで登場人物の人気投票をしているらしい。
で、票が多い国がどーいうわけかどんどん領土を広げてゆくのだと(笑)
数日前の話では、蜀の一人勝ちだそうだ…さすが!(笑)
わかるわかる。



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かがり ◆ setsumami at 2008/11/03 11:02
おおーー!三国志〜♪
これは見ないといけないかも・・の私です。
諸葛孔明様に惚れて数年前、長江下りをして見て来ました♪
がけの所に「赤壁」って書いてあるの・・分かりやすい(爆)
ふむ・・あっちの岸とこっちの岸でねぇ・・と
ガイドさんの話を聞きながら見て来ました。
実際に行くと、当たり前ですがいまやのどかな風景でした。(爆) [削除]
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翠雲 ◆ tukigumo at 2008/11/03 12:38
かがりさま、こんにちわ。
赤壁って紅い壁だと言いますが、私は現物をまだ見ていません。
おっきな字が書かれているのは写真で知っていますが(笑)
それに、今の中国はいろいろと…ちょっといきにくいし(笑)
白帝城も横目で見ただけ…(笑)

しっかり見てみたいものです。

スペクタクルで目の離せない映画でしたよ。大迫力でしかもところどころにお笑いどころも入っていたし…ぜひ御出かけを! [削除]
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かがり ◆ setsumami at 2008/11/04 00:18
はい、是非見てみたいですぅ。
赤壁は写真と同じで赤い字で赤壁って書いてあっただけです・・え?ここ?って思ったけど。(爆)
白帝城めちゃめちゃ行くの大変でした・・(汗)
でも綺麗でしたよ・・
劉備が亡くなった場面を人形で表してました・・
たしかに・・今の中国、ちょっと行くの怖いですね。 [削除]
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翠雲 at 2008/11/04 21:38
そうなんですよね〜。
二の足どころか十の足ぐらい踏みそうです。

三協ダムのせいで、もう長江下りもダメなんでしょうねぇ。
残念。 [削除]
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突然で申しわけありません。現在2008年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/15(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。 [削除]
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おくりびと

(2008/09/13 Sat)



どんなに金持ちだろうが貧乏だろうが美しかろうがそこそこだろうが醜悪だろうが、等しくやってくるのが死である。
その最後の時を、最高のお化粧ともてなしとで送り出す。
それが納棺師の仕事、いや使命なんだろうな。

都会で仕事(チェロ奏者)を失った主人公・小林大悟は、故郷の山形に帰って次の仕事を探す。
「旅のお手伝いをする」仕事=旅行社、と思いこんで応募してみれば、そこは「最後の旅立ちをお手伝いする」仕事=納棺に携わる会社であった。
え?ええ?えええっ?
とわけがわからないまま、個性的な社長に引きづられるようにして仕事をこなしてゆく大悟。

彼はそして感じてゆく。
人の死は、尊厳をもって取り扱われるべきものであることを。

そんな仕事!
仕事は選べよ!
 と幼馴染には言われ。

けがらわしい(触らないで)!
 と妻には拒絶される。

だが、大悟は仕事を辞めない。
それは違う、という思いがあるのだろう。

そんな仕事、でも、汚らわしい仕事、でもない。
最後の門出を、精一杯の手助けをして、今までで一番美しい姿で送ってあげること。
その仕事のどこが、汚らわしいのだろう?

…といってもですね。
遺体を触り、清め、着替えさえ、化粧をさせて、納棺する。
それはどうしても"穢れ"に分類されることだと思う。
だって、日本の歴史がそれを物語っている。
人間ではなく家畜の死体を扱う(皮をはいだりとか)仕事は、非人と呼ばれる人たちの専業であった。
彼らは士農工商のその下に置かれ、眼にするのも汚らわしいとされたのだ。
そうやって差を付けることで、最下層の人間を作ることで、社会の鬱憤を晴らそうとするのは江戸幕府だけではない。
カーストだってそうだもの。
アンタッチャブル…触れてはならぬ者たち。
彼らは鈴を体につけて、その接近を人々に知らせ、自らの姿を見させないようにさせたという。
非人が人にアラズ、というのと同じことだ。

日本人のDNAに穢れ、の思考が刻み込まれているのも仕方のないことかもしれない。

ただ。
身内は違う。
穢れなんかじゃない。
身内に"死"を感じて初めて、人はそのことに気がつくんだと思う。
遺体は、死は穢れなんかじゃないって。

最期を飾ってあげたい。
最後の最後、精一杯のことをして送ってあげたい。

そう思うのは人間の本性だと思う。


いろんな人生が絡んだ物語で、見ごたえがあった。
納棺師の手際、その素晴らしさには、ほうっと溜息が出るぐらいだったし、その真摯な気持ちが、身内を失って機敏になった遺族に通じたその時の何とも言えない感情の流れ。
死に対する考え方。
それを深く思えば、生に対する考え方も深く深くなるだろう。

いずれは皆、死ぬ。

その時にどのように送ってほしいかは、今からきちんと意思表明をしておく方が良いと思う。


『死は終わりではない。
次のステージに上がるための門である。』

そう思えば、怖くはない。

私は死は怖くない。
死に方が怖いだけで。



観客は、中高年層が圧倒的に多かった。
あとは若いカップル(俳優さん目当て?)

だけどもう、皆揃って鼻をすすってました(笑)
生きている限り、身内に死人が一人たりとも出ていないなんて人は滅多にいないだろうから、映画を見ながら自分のことを家族のことを思っていたんだろうなぁと思う。

上映初日。
劇場は満員也。



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かがり ◆ setsumami at 2008/09/16 23:31
これ見たいんですよね。
私も母を送る時、化粧して髪も前の晩、きれいにしてあげてました。ずっとそばにいたけど、当たり前だけど全然怖くなかったですね。死に方・・畳の上で死にたい、ぽっくりと、誰にも迷惑かけずにね・・ [削除]
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翠雲 at 2008/09/17 12:50
お葬式は簡単で良い、たとえば火葬場葬で、と思ってます。
そうだと死化粧も簡単なのかな?(笑)
どこででも、楽に死ねればいいけれど…窒息死とかなにかに食い殺されるのは嫌だなぁと取りあえずは思ってます。 [削除]
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cyaz at 2008/10/21 08:49
翠雲さん、こんにちは^^
素晴らしい映画でした! 最近にしては珍しく僕は2度観ました。 ある意味タブーな要素をもっていながらも人間生活の本来のある局面を切り出してその尊さ、そこに係る愛を描いていたように思います。 人生の最後ではなく、気持ちよく旅立ちのステージは立ちたいですね^^
毎度のことで申し訳ありませんがTB反映しませんでしたm(__)m [削除]
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翠雲 at 2008/10/21 22:24
困りもののブログですみません。
なんでTB駄目なのかな…?気を使わせてしまって、ごめんなさい。
この映画は良かったですね。
久々に心洗われるというか、心で観た、と言える映画だったと思います。
体力的に映画館で二度は見られませんが、DVDは買ってしまいそうです。 [削除]
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ハムナプトラ3 〜呪われた皇帝の秘宝〜

(2008/09/10 Wed)


ながながと…映画に行っていなかったので、ついうっかりこの映画も上映を終わって見逃すところでありました。
来週で終演。

「ハムナプトラ1」はエジプト王の妃に手を出して生きながらに虫に食われるという呪いを受けた神官イムホテップがこの世によみがえり人類を滅ぼそうとする話。
王妃の"器"に選ばれたエジプト考古学者のエブリンとアメリカ人で戦争に来ていた(盗掘にきていた?)リック・オコーネルが出会い、この壮大な神官ミイラの夢を粉砕する、というお話。
多分そんなにお金もかけていなし、あくまでも娯楽映画で作ったいわゆるB級映画だったはずが妙に受けて、「2」を作ったのは数年前だったっけ?
二人の間には子供(アレックス)が生まれて、またまたイムホテップがよみがえろうとしている…つうか蘇ってとんでもないことをたくらんでいるというのでそれを阻止するためにエジプトへ。
本当はいろいろ事情があって、できることならエジプトなんか行きたくない、という風情ではあったんだけど、エブリンの前世が、イムホテップとその愛人であったアンケスナメン王妃に暗殺された王様の娘だった!(笑)という因縁話も絡んで、なかなかにスペクタクルな一作になっていた。

ここでもあくまで娯楽冒険B級映画のスタンスを崩していないのが高感度大。
変に時代考証をしたりかしこまってみたりすれば、この映画の楽しさは一気に減ずるだろう。

墓を守るベドウインの長がやたら格好いいとか(笑)
アヌビス軍団の動きがキュートで惹かれるとか(笑)
目が行くのはそのへんだったからさ。

かのUSJでも夏限定のお化け屋敷にハムナプトラを採用。
パレードにも一時登場したんだからその人気の高さはうかがわれよう。(ちなみにパレードは、「2」のロンドン名物二階建てバスでの格闘シーンの再現であった)


さて。
いろいろ邪念もわいていたところで、おまちかねの「3」の登場である。
うんうん。
ミーハーぶりを外してはいないね。
よしよし。

J・リーが太古のひとでなしの皇帝役で、女妖術師の呪いによって不気味な泥人形になって地下墓地に封印される。
世界支配(中国支配?)をたくらむ将軍によって目覚めさせられ、泥を吐いたり顔の泥皮をはがしたり目から光線(笑)を発射しながらよみがえりの泉にたどり着くまでのシーンは凄かった。
ゾンビほど見苦しくもないけど…なんか単純すぎて怖い。

だいたい呪いにかかって泥人形になるときも、最初は目から涙のように泥が流れてくるんだよね。
で、口からドバっと…リアルすぎて怖いわ。


イメージ的には始皇帝か。
極悪非道ぶりばかりが目立って可哀そうかもしれないね、この人は。

復活してからは三つ首のドラゴンやらけむくじゃらの二足歩行の獣やらにどんどん変身してオコーネルたちを悩ませる。
CG全盛で楽しいのだが…中国の皇帝が洋風のドラゴンに化けるなよ、と突っ込みたい。
あのスタイル。
悪魔のような羽があって足が長いのは東洋の"龍"ではない。
だいたい飛ぶのに羽が必要とは…!
それは違うやろ!(と突っ込む私)

リックに至っては「ドラゴン!」じゃなくて「三つ首のトカゲ!!」って叫んでいたぐらいだし…嗚呼。


それだけではない。
味方チームにも頼もしいものたちが登場する。
不死の女妖術師(皇帝の呪いをかけた)母子の友達らしいイエティ(雪男)なんかはなかなかの働き者である。
万里の長城の下に埋められた死者たち、皇帝に恨みを抱いて死に切れない死者たちの軍団も、半分腐ったような手に棍棒やら農機具やらを振り上げて皇帝の軍団(ほとんど兵馬俑)に立ちむかう。
だんだんヘビーな昔話風、ファンタジー小説風になってきたぞと思う(笑)のだった。

ラストシーンは「ヴァン・ヘルシング」だしな…(笑)

CGでやりたい放題やな…(笑)

いや〜ここまでやってくれると期待通りです。


おとーさん(リック)は相変わらず元気だし、おかーさん(エブリン)はパワフルだし。
あのアレックスがいっぱしの成人男性になって、父親と銃器の性能をあれこれ言いあうなんて…嗚呼、アレックス、君も父親と同じ拳銃オタクになってしまったのか(笑)
なにせおとーさんは、釣りに行って銃で鱒をとってくるような人(アメリカ人)だもんなぁ。
英国の豪邸に暮らしていてもその習癖は抜けないだろうなぁ。
豪邸といえば、古の貴族のカントリーハウスみたいに大きかったけど、なにをやって稼いだんだろう?
やはり「1」のラクダの背中に負った宝石か?
それとも「2」のピラミッドでこっそりと…?
いやいやそれはエブリンの兄・ジョナサンの役柄だったはず。
戦争時代の協力行為、と外務省の役人が言っていたからいろいろいろいろやったかな?


ところで、この話の舞台になる1946〜7年ごろの上海って…内戦と違ったっけ?
共産軍と国民党軍の。
少なくとも戦前のように、あるいは経済自由化で浮かれている今のようにネオンやジャズやお酒や…でワイワイやってはいなかったんじゃ(したくても出来なかった)ないのか?とも思ったけど、これも突っ込んではいけないのだな。


ただ、エブリン役の女優さんが変わっていたのがちと残念ではある。
私は前の2作の女優さんが好きだったので…ちょっとネコ系の顔だったんだよね。
ハリウッド式美女ではなく。
いかにもエジプト人(厳密には混血が進んで存在しないが…)の血をひいていますよ、という顔だったんだよね。
エキゾチックで。

⇒ 公式HP


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cyaz at 2008/09/12 08:27
翠雲さん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
この映画は誰が主演なの〜 っとツッコミ入れたくなりましたが、
やはりレイチェルが出ていないことで楽しみも半減でした。
一度、コメント書いたのですが何故か禁止ワードが入っていたらしくエラーになってしまいました。
TBしたのですが、やはり反映はされないようで残念です。
コメントだけですみませんm(__)m [削除]
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翠雲 at 2008/09/12 09:44
いつもTBではご迷惑をおかけしています。おまけに今回はコメントまで!
禁止用語ってちょっとしか登録していないのに、なにに引っ掛かるのか私もわからないです。(私のレスですら拒否されます)
皆が皆、活躍している映画でしたね。
親子3人の冒険物語、にしたいんでしょうか?
「退治したミイラは一体だけだろ」
と息子につめたく言われ、
「一体のミイラを二度退治したんだ!」
と強調するパパがかわいかったです。 [削除]
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ターミナル

(2008/09/06 Sat)


2004年アメリカ映画

トム・ハンクス
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

ニューヨークの空港に付いたとたん、自国が消滅していた…!
消滅、というのは国際的にと言う意味で、内戦がおこり革命がおこり大使館が撤退して国交がなくなればこの世に存在しないも同然の扱いとなる、らしい。
ニューヨークといえば国連本部もあるところなんだし、何らかの救済措置とかありそうなもんだと最初から疑問を持ったけれど、そこは私の知らない国際法上のややこしい取り決めがあるとか(?)そこはそれ、スピルバーグの映画だから、とか?
まぁいろいろあるのである。

とはいえ、私は何も批難しているわけではない。
結局はハッピーエンドではなかったし、人間のどうしようもなさがなんだか哀しくもある映画だったが、けれど、人には"待つ"ものがあり、"待つ"人がいる。
味わい深い映画だった。
なかなか好きな映画である。


9か月間を過ごすとなれば、マイホームの如く住みやすくするしかないし。
適応してゆくしかない。
牢屋に入れられるよりも。
収容施設に保護されるよりも。
考えようによってはずっといいかもしれない。

そして、故に、片言すらできなかった英語をしゃべるようになるのだからこれはもう塞翁が馬、災い転じて福となす、である。

事なかれ主義の管理者。
心のかたくなな老人。
空港を支えているのは誰か?

縁の下の力持ちさんたちにスポットライトを当てるのはさすがスピルバーグだよねぇ。
トワイライトゾーンでも彼が担当した短編映画は結構涙するものが多かったように思う。
そして"夢"がある。

ビクターは夢をかなえるためにニューヨークに来た。
父の夢を彼が引き継いだ、親子二代の夢だ。
わずか半日、滞在すればその夢はかなうのだ。
だがその数歩が…9か月間、踏み出すことができなかった。

規則で邪魔されただけではなく、彼自身が決めたことだから。
"待つ"と決めたことだから。

そうなのだ。
人はいつも待っている。

夢がかなう日を。
夢をかなえる日を。

それは死の前日かもしれないけれど、それはそれでいい。
満足して一生を終えられればそれでいいと思う。

人知を尽くして天命を待つ。

待てる人は心が強い。
いな、何度も何かを待つことを繰り返すことによって、人は心を強くしてゆくのだ。



ところで。
もしかして、アメリカ人はどこでも英語が通じると思っている?
そう思ってきたけれど…やっぱりそのようだね。
この映画を見て、つくづくそう思った。
なんだかなぁ〜。



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かがり ◆ setsumami at 2008/09/08 23:18
翠雲さん。
この映画見たいと思ってました。
でもハッピーエンドじゃないのですね・・
待つって凄く辛い・・でも必ず待ってるモノが来てくれる
保障があれば別ですが・・ [削除]
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翠雲 ◆ tukigumo at 2008/09/08 23:54
かがりさま、こんばんわ。
保障…はないですが、"信じて待つ"心の強さを持つ、というのがひとつのテーマのようでした。
負けない♪投げ出さない♪逃げ出さない♪信じる♪
…という歌詞のようですね。

そういうことで、安易にハッピーエンドにはならなかったようですね。
でも良い映画でしたよ。延長枠で11時30分までたっぷり見せてくれましたし〜。
機会があったら是非どうぞ、お勧めです。 [削除]
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cyaz at 2008/09/12 08:31
翠雲さん、こんにちは^^
トムとキャサリンは水と油のようでしたが、それでもさすがは役た達者の二人、面白い出来になっていました。
劇場公開時に観て、そのあとDVDも買ったのですが、先日地上波でもやっていましたね? DVD観なおしてみようかな(笑)
あの下着に、こんな派手なのシェールしか穿かないと言ったところで僕は爆笑でした。 シェールを知らないと笑えないところでしたが(笑) [削除]
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翠雲 at 2008/09/12 09:41
思ったよりも良い映画でした。
私はこの映画をテレビで初めて見ましたが、しっかり録画しました。延長版でやってくれてラッキー☆です。
確かに、派手でしたね〜(笑)
そんなもの…忘れるなよ、と言いたいけど。 [削除]
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ジェヴォーダンの獣

(2008/08/24 Sun)

ジェヴォーダンの獣(La bête du Gévaudan)とは。

18世紀のフランス・ジェヴォーダン地方(現在はロゼール県の一部)に出現した、オオカミに似た生物のこと。
1764年から1767年にかけマルジェリド山地周辺に現れ、60人から100人の人間を襲ったという。

見た目は牛並みの大きさのオオカミに似た生物で、広い胸部をし、長く曲がりくねった尻尾はライオンのような毛皮の房で先端まで覆われていた、という。そして、小さく真っ直ぐな耳と巨大な犬歯がはみ出ている、グレイハウンド犬のような頭部をしていたという。獣は前身が赤い毛で覆われ、特筆すべきは黒いしまが背中の長さ分あったことだった。

獣の最初の登場は、1764年6月1日。
ランゴーニュ(現在のロゼール県のコミューン)から来た女性が、樹木の間からオオカミに似た動物が現れ、自分に向かって真っ直ぐに走ってくるのを目撃した。
しかし、農場の雄牛らによって追い払われた。

6月30日、ジャンヌ・ブルが、ランゴーニュから遠くないレ・ウバックの村近くで殺された。

この生き物の伝えられた殺害の仕方は捕食動物としては異常で、しばしば獲物の頭部を標的にし、普通なら捕食動物が狙う脚や喉を全く無視していた。
頭部は砕かれるか食いちぎられていた。

参考 ⇒ フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より



DVD録画
フランス映画


この事件(史実)を元に構成されたのが、このフランス映画「ジェヴォーダンの獣」である。
実際、当時はフランス各地でオオカミの被害があったというが……この映画ではオオカミは敵ではない。
どちらかといえば森の神様、かな?
それは主要登場人物の中にインディアン・マニが存在するからだろう。

フランス映画らしく、変なところにこだわりがあり(笑)「うえっ」と思う映像を長々撮ってみたりアップで見せつけてみたりする。
まぁそれは今に始まったことではないしなー。

ただ、映画の始まりに被害者を描いているシーンで、場所が険しい山の上でところどころに岩がつき出る青々とした牧草地であるというだけで、なんか……「JAWS」を思い出させる映像だったのがね…うわぁ…と思った。


ストーリーは面白い。
全編見ていて飽きることはない。
目いっぱいいろんな要素を突っ込んでいるからね。

なんと言っても未だ解明されていない歴史の謎を主題にしているのだから…その史実自体を私は知らなかったが、知らなくても楽しめる。
中身はカンフー映画みたいだったり(アクションあり)、背徳の甘美な香りあり(あちらこちらに。さすがフランス映画(笑))、それで本当にいいのか?と思うような結末があったりするけれど、そこはそれ、フランス映画だから。

妙に哲学的で分かりにくい今までのフランス映画に比べれば、俗っぽいけどずっと分かりやすいのだ。
「王妃マルゴ」で噴き出す血や吹っ飛ぶ首にはなれたので(笑)嫌悪感もそれほどでもない。


ただひとつ。
主役の博物学者だが、新大陸で原住民と戦ったりクマと戦ったりしていたんだろうから、そこそこ強いとは思っていたけど…腕が立つならマニ一人にやらせずに自分もせっせと働けよーとは思ったが。



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闘茶

(2008/08/06 Wed)


闘茶……あまり聞いたことがない、その名前。
お茶を立て、香り・味わい・そのたもろもろを競い合う、お茶の格闘技である。

……と言われてもね。
実感わかないよね(笑)


京都の老舗のお茶屋さんの娘・美希子さんは忙しい。
おかーさんがなくなって腑抜けになったおとーさん・八木圭さんは、家業のお茶屋を閉めたままぐーたらぐーたらと日々を過ごしているからだ。
だから、彼女はおとーさんの代わりにお茶の修行を始めている。
知り合いの和菓子屋さんでアルバイトをしながら…

おとーさんにも言い分はある。
おかーさんが死んだのは、彼ら八木家に伝わる幻の【雌黒金茶】の呪いなのだ。
お茶にかかわると呪いで死ぬのだ。
だからお茶にかかわってはならない。

美希子さんは否定する。
おとーさんは逃げているだけだ、だったら私がその呪いをといてやる!と。

…で台湾へ向かうわけです。
お金もろくにないくせに、なんと行動的な娘さんでしょう。

黒金茶(こっきんちゃ)には言われがある。
その昔、黒金茶には雄(おす)と雌(めす)が存在し、それぞれを守り育てる一族によって受け継がれてきた。
二つの茶葉が出会うことがなかった時代、それぞれの一族は平和に暮らしていたのだ。

……ちょっと待て。
映画を見ていたらそうは思えん。
雄黒金茶を飲むと、戦力が湧きあがり戦いを好むという。
兇暴になるってことでしょ?
しかもそのお茶の優秀性を証明しようとあちこちに戦を吹っかけてきたという。
…どこが平和に、やねん。

まあともかく。
その均衡が崩れたのは、日本からの留学生(いったいいつの時代?)八木宋右衛門のせいである。
彼が雌黒金茶を世に出し、その素晴らしさを誇ったもんで、たまたま行き合わせた雄黒金茶の一族が起こったわけだ。
で、狂暴な彼らは怒りのままに雌黒金茶の一族を滅ぼした…と。
ほら、やっぱり兇暴やんか。

ところが!
この戦乱の中で奇跡が起こる。
闘茶で優劣をつけようとしていた雄黒金茶と雌黒金茶を混ぜて飲んだ(なんでそんなことをしたかは不明)(笑)子供が見る見るうちに龍になって昇天したのだ。
おかげで、両方のお茶を混ぜて飲めば、仙人になれる!という伝説までがくっついて語られることになる。

一方、命からがら逃げ出した八木さんは、一葉の雌黒金茶を持っていた。
それを日本に持ち帰り植えたわけだが、彼の余計なひと言のために雌黒金茶の一族は滅びたわけだから、彼の一族には雌黒金茶の呪いがかかったのだ。
その呪いを解くには、闘茶をして雄黒金茶を負かすこと。
それしかないというのである。

さて。
前置きが長くなった。
この辺のことは漫画で描かれている。
中国の掛け軸に描かれているような絵が動くので、それはそれで面白い。

呪いを解くために単身台湾へ向かった美希子。
そのあとを追う父。
彼女の持つ雌黒金茶を狙うあやしい男(これが台湾で有名な二枚目俳優らしい;頭が青かったけど)
そしてもう一人、謎の女。

たかがお茶っぱ。
されどお茶っぱ。

闘茶の作法とか珍しいものが見られるのかなー?と興味津津で見に行ったのだが、なんというか(笑)飛沫が飛んだり女性が舞ったりまぁいろいろと…CGかな?面白かったです。
決着がどうなるかは言いませんが、闘茶っていうのは自分との闘いだそうで。

茶道に限ればそうかもね。
お釜の前で瞑想している香川さんが妙に格好よく見えたからなぁ(笑)


ただ。
京都の女もそこそこのタンカを切るということが分かってもらえたかな、と思うのと、やたらお茶が美味しそうに見えたのが収穫だった…と思う。


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かがり ◆ setsumami at 2008/08/07 20:09
お茶を飲むと戦闘モードに入っちゃうんですね・・
なんか「酔けん」(字わからん・・・)に似てる様な・・
お茶のルーツは、中国なのねん。
中国や台湾でも、ウーロン茶の親戚みたいなの(爆)飲んだ事あるけど、やっぱりお茶は、日本のが美味しいなぁ〜
京都の女性は言葉が優しくて上品だけど、芯は一番強く、しっかりしてると思ってますよ〜♪怒らせたら一番怖いかも・・(爆) [削除]
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翠雲 at 2008/08/07 23:05
そうそう。
なんか危ない薬をやったように兇暴になるんだそうです。
一方雌黒金茶の方は、桃源郷に来たように夢見心地になるとか。
…どっちにしても危ないお茶ですねぇ。

酔拳はジャッキー・チェンが格好良かったですね。
私も大好きな映画ですよ♪

京女はTPOで南大阪人(河内弁で喧嘩する)にもなれます。
だからせめて外側だけはソフトなんだと思います。 [削除]
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毒薬と老嬢

(2008/08/06 Wed)



DVD鑑賞
1944年 アメリカ映画

ケイリー・グラント
プリシラ・レイン
ジョセフィン・ハル
ジーン・アディア ほか

……なんというか、印象といえば、ケイリー・グラントがうるさい(笑)
役柄とは言え、うるさくてたまらん。

人の話を聞け!
と、ほっぺたをはたいてしまいそうな自分を感じた。

叔母さんたちは優しい♪
叔母さんたちはとっても親切♪
叔母さんたちは近所の人や警察の人にも好かれている♪

…の、おばさんが、実は毒殺魔だった、と知ったら、あなたはどうする?

おまけに、夜な夜なラッパを吹きならして命令する、自分のことをルーズベルト大統領だと思っている弟が一人。
終身刑なのに脱獄したおにーさんが一人。

そういう身内に囲まれていたら?
結婚しようという気になるか?


それが理由だかどうだか…主人公のモーティマは結婚反対を強固に唱える演劇評論家である。
その彼が、隣の家の牧師の娘・エレインに恋をした。
そしてこっそり(サングラスで変装して)結婚登録をした。

あとはナイアガラへ新婚旅行だ!!(当時の流行か?)

と思っている矢先、次々と親族の悪魔のような所業が発覚(笑)
そこへ脱獄囚の兄がとんでもない顔に整形手術して帰ってくるし(笑)

話はシリアスなのだが、全編笑える。
見事な喜劇。

死体が13体も眠る家を舞台に、自分の血筋も鑑みてモーティマーは一時結婚も諦めるが……って最初から考えとけばいいものを。
それに必死で弟を療養所へ送り込もうと必死になりすぎて周りが見えてないんだけど、喜劇としては面白いけど、ピエロになりきりすぎ、と思わないでもない。
彼をよそへやることで、それで叔母ちゃんたちの所業にストップをかけようとしたのか?

手段が目的になって、なんだか可笑しくなって、おいおいそれはないやろ…と突っ込みを入れたくなることもしばしば。
まあ時代性ということで、それは仕方がないか。
こっちがすれ過ぎているのかもしれないし。

一番冷静というか、上品でおとなしかったのは当の叔母ちゃんたちで、周りの正常な(はずの)モーティマーとかその妻エレインの方がやかましーつうか、パワフルつうか。
どたばた喜劇の宿命か。


ただ、よく考えれば、あまりに直接的な表現をするいまどきのホラー映画よりも、よほど面白い。
血が飛び肉が削がれ手足がばらばら…なんていう映画は面白いとか興味深いとかそういうものを感じる隙間もありゃしないよな、確かに。
ただただ一瞬の衝撃のみ。


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私を野球につれてって

(2008/08/06 Wed)



DVD鑑賞
1949年 アメリカ映画

ジーン・ケリー
フランク・シナトラ
エスター・ウイリアムズ ほか


高校野球たけなわの今、それに触発されたわけではないけれど(日常として野球は見ているし)こういうDVDを買っていたことを思い出した。
つまり忘れていたわけだが。

「プロデューサーズ」で大受けして大笑いした私だが、もともとあまりミュージカル映画は得意分野ではない。
嫌いではないが、びっくりするので(笑)落ち着かない。
そんな私がこのDVDに目を付けたのは、「私を…」の曲があまりに有名であること、有名なのに聞いたことがないこと、一度でいいから聞いてみたかったこと、映画が野球を舞台にしているなら大丈夫だろうと思ったこと、などが挙げられる。

まあこれは映画だし、アメリカンだしこういうものだろうが。

野球選手がオフシーズンにアルバイトをするのはわかるとして、歌って踊る…イメージが……わかないゾ。
そしてあのひ弱な体で二塁手…いやその…アニキ(タイガースの4番バッターのこと)程に体を鍛えろとは言わないけれどね、あれでスポーツ選手は…ないだろ?とちょっと思ったりして。
若い女性に簡単に担がれるのはあまりにも情けない、と思うのである。

まあミュージカルだし。
恋愛がメインだし。
そういうことは考えちゃダメ!と思うことにした。

不真面目(?)な野球選手、昨シーズン優勝チームにして今シーズン優勝候補筆頭のウルブルズの花の内野手、ブライアン(ジーン・ケリー)とライアン(フランク・シナトラ)は新しくオーナーになったヒギンズ(女性である;どっかにもこういう映画があったよなー)に反発しつつ惹かれつつ…シーズンを戦う。
いや、不真面目なのは女の子大好き♪でお調子もののケリーの方だけかもしれない。
その中で、恋が芽生え、新しい恋が現れ、怪しげな男たちも登場し…と歌と踊りで楽しく綴る物語。

野球としても見るところはいっぱいで、ニッカー・ボッカーのユニフォームとか、外野の芝生には観客が散歩するかのようにうろうろしていたり(しかも決勝戦だというのに)客席から簡単にグラウンドに降りられたり…当時の風景が見られて面白いのだ。
驚いたのがアンパイアで、一塁塁審も務めていたようで、いまカウントとっていたと思ったら、走りぬけたバッターランナーのすぐ向こうにいて、「セーフー!」と叫んだ。
うわっ、バッターランナーが走るのと同時に走ってきたんとちゃうか、この人、とびっくりした。

キャッチャーもほとんど立っているのと同然。
あれでストライク、入るんかいな?と不思議になるが。
そんなこんなのささいなつまらないところが、非常に興味深く面白く見ることができた映画であった。

ミュージカルだけど(笑)

あ、あと、女性の衣裳がとっても綺麗。
映画の製作は1949年だけど、いつの時代をモデルにしているのだろう?
リアルタイムというならば…戦後直後であの格好?
日本は…食べることに汲々としていたのに。
それもまた、国力の差ということだろう。

だからあんな国とけんかして、勝てるわけがないというのだ…。



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かがり ◆ setsumami at 2008/08/06 15:54
私が見た映画は「ハプニング」です。
この前に、いっぱい書いたのに・・禁止コメント・・(泣) [削除]
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かがり ◆ setsumami at 2008/08/06 15:57
戦後すぐに、おばがバケツくらいの缶に入った、ベーコンを見たそうです。やっぱり同じ事言ってました。
こんな国と戦っても勝てるわけないって・・ [削除]
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翠雲 at 2008/08/06 17:33
ありゃりゃ…申し訳ないです。
私のコメントも時々拒否されますが(インディ・ジョーンズの時、すごかった)ここのブログも困ったものです。
そんなに禁止ワードって、登録していないんですが…。
「ハプニング」はよく宣伝してますね。
行く予定にはありませんが…そうか、面白くなかったですか。残念ですね。
水曜日のレディースディを実施している映画館なら面白くない映画でもまだ許せる(千円だから)んですが…。
残念でした。 [削除]
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ボースン at 2008/08/06 19:07
あーコレ、私も持っています(笑)

時代背景的には、20世紀初頭あたりの設定ではないですか?始球式にセオドア(テディ)・ルーズベルト大統領が来てたし、女性はロングドレス…
確かにあまりに強引な設定ですが(野球と舞台と二足のワラジって…ムチャだよね)、そこを「昔の話だから」でどうにか通したのかなーと思っています。
まぁ、てきとーなストーリーの映画だけど、野球とミュージカルという組み合わせが珍しいのと、素敵な主題歌が残ったので私的にはOKかな(笑)←ミュージカル好き。

ミュージカルと野球というと、あとひとつ「くたばれ!ヤンキース」ってのもあってこちらのほうが評判いいくらいらしいですが、“熱狂的野球ファンが悪魔に魂を売ってプロ野球のスーパールーキーにしてもらう”という話だとか。…どっちもどっちなくらい、ぶっとんでますなあ(笑) [削除]
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翠雲 at 2008/08/06 23:20
悪魔に魂を…とうとうそこまでやっちゃうんですか。
ほんまにふっとんでますねぇ。

確かに時代背景は面白かったです。
こんな野球の方法をしていたのか、といろいろ思いました。
女性の衣装はとにかく綺麗でしたね〜腰も細いし(笑)
ルーズベルトには気が付きませんでした〜でっかいバットを持たされていた人かな? [削除]
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WIND 〜ウインズ〜

(2008/08/04 Mon)



テレビ録画


マシュー・モディン
ジェニファー・グレイ
レベッカ・ミラー  ほか


アメリカズカップにかける若者たちの情熱と、若い恋人たちを描いた、青春ど真ん中(?)の映画。
なにしろ、海が、ヨットが舞台ですから(笑)


映画館で上映されたとき、製作総指揮がフランシス・フォード・コッポラ…ということで、だまされて(笑)映画館に入って来たらしいカップルが多かった。
で、10分ぐらいで耐えられなくなって出ていくのだ。
うん。
ヨットに興味がないと、わけがわからないだろうね。

なにしろ一番の盛り上がりのシーンはといえば、ヨットレースだし、それに勝つための訓練シーンなんて、なにをやっているのかなんでやっているのか何の意味があるのか…わからなければ面白くない。

そしてアメリカズカップ。
なんでアメリカンではなくアメリカズかというと、かの優勝杯はアメリカが作ったのではないから。
やんごとなきヴィクトリア女王陛下の時代、ワイト島を回るヨットレースの第一回目、女王以下英国のやんごとなき方々の前に見事トップで滑り込んだのがアメリカからただ一艇参加したそのヨットだったからだ。
かくして。
英国人に女王が渡すべき優勝杯をアメリカ人が持って帰り…それから長い間(本当にちょっと前まで)世界中の挑戦者を退けてアメリカが所持し続けた優勝杯だからだ。

プライドを傷つけられた英国は、かのサー・トーマス・リプトンを始め、幾人もが何度もこのレース、アメリカズカップに挑戦してやぶれ続けた…。


数年前、アメリカで行われたワールドベースボールを思い出した私である。
なぜかと言うと、アメリカが勝つように(強いところと当たらないように)うま〜いこと試合を組んでいたのに、メキシコの頑張り(ありがとう!)で皮一枚で首がつながった日本が決勝戦でアメリカ製のあのやたら綺羅綺羅しい豪勢なカップをかっさらっていったわけだから。
最初からあのカップはアメリカにおいとくつもりだったんだろうね…という噂もしきり。
なにやら超高級なブランドで作らせたカップだったらしいから。



その国の人間のみによって(登録のやり方によって外国人も可であるが)操船され
その国の技術力によって建造されたヨット。

それがアメリカズカップに挑戦する各国のヨットなのである。

だから、単なる遊びではなく(?)自分の国の科学技術・製品の素晴らしさを見せつける場であり、お金もなにもない、ただあのカップを得るだけのために国の誇りを背負って挑む場所でもある。
その費用は…好景気の時に大手企業が寄ってたかってスポンサーにならないと賄えない程であるとしても。
だからバブルの頃に日本は何度がチャレンジし、今となっては人材はもとより資金がないので参加できなくなってしまったアメリカズカップ…。

そのお金のかかり方でよく言われるのは、
「日本海溝に札束を捨てるような」
というセリフ。

これが冗談ではない。

アジアで初めて、というか欧米以外の国で初めて参加したのは日本。
そのためにテレビ界・政財界、たくさんの人が動いた。
それだけ動かないと挑戦なんてとてもとても…。
だから、艇の名前は【ニッポン・チャレンジ】だった。

残念ながら百年以上の熾烈な争いを続けてきたアメリカズカップの歴史に食い込むことは容易ではない。
その壁に弾き飛ばされて、挑戦艇を決めるルイ・ヴィトン・カップ(さすがお金持ちだなぁ)でいずれも敗退してしまったが、あのチャレンジの気持ちは多くの人が共有したはず。
世界に挑む。
あんなにも気持の高揚することはなかった。

さて。
映画に話を戻すと。
不敗神話を守り続けてきたアメリカであったが、オーストラリアに挑戦された時、その神話が崩れてしまう。
アメリカは初めて、アメリカズカップを手放すことになった。
それはアメリカ人にとってあってはならないこと。
信じられないことだった。

だが、負けっぱなしではいられない。
彼らは力を貯え、一からやり直してオーストラリアに挑戦する。
アメリカズカップを取り戻すために。

名門ヨットクラブのプライドとか、資金集めの難しさ。
恋人を取るかヨットレースをとるかで悩む男。
厳しい訓練。
造反。

…いろんな事があるけれど、スポーツというのは、クルーというのは心を一つにして初めて力を得るものだ。
不利な条件から立ち上がった若いクルー。
彼らが掲げるのは、決して膝を屈しなかった幻のインディアン・ジェロニモの旗。
そしてアメリカ建国当時の合い言葉、"我々を踏みつけにするな!"とガラガラヘビのマーク。

ヨット同士の駆け引きも、かなり汚い手というのがあり、ルールぎりぎりでそれをやる。
それらをクリアしながら、相手の風を奪いながら(ヨットですから、風がないと動きません)勝つためのいろんな駆け引きをする。

青い海に青い空。
船首がかき分け飛び散る飛沫。

そんな美しいものだけではなく、手に汗を握るはらはらどきどきのドラマがここにはある。

ところで。
このヨットレースに挑戦する各国は、とりあえずスポンサー入るけどお金は欲しい。
あるだけ有難い。
だからグッズ販売とかするんだけどね。

…かつていつの大会だったか、イタリアチームはグッズを一切売らなかった。
理由は。
そんなことせんでもお金はあったから。

そう。
超有名ブランドがバックについていたわけですねー。

なんか腹たつなー。

挑戦艇を決めるための予選を主催するルイ・ヴィトンですら、いろいろ商品を出して(これがまた馬鹿高いんだ…)いるというのに。
(私がどうにか手に入れたのは、オークションで格安で出ていたスカーフぐらいだ)


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かがり ◆ setsumami at 2008/08/04 22:05
ルイヴィトンカップ商品高いですよね・・(ため息)
昔はゴルフが金持ちの道楽って言われてましたが、今は誰でも出来るスポーツになった様な気がします・・
でもヨットって相当お金持ちじゃないと出来ないですよね。
そういう意味じゃ、ちょっと豪華な映画なのかしら?
ところで、昨日また映画を見て来ました。インディーと迷って見た映画だったんですが、これが限りなくB級映画でした・・(泣)
1800円返せー!って感じです。
さっき、禁止コメント・・って表示が出て書き込めなかった。
ヤバイ言葉は使ってないつもりだったんですが・・(爆) [削除]
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翠雲 at 2008/08/04 23:44
こんばんわ、かがりさま。
ここは禁止コメントとかTB不可とか…ときどきわからないことが起こるブログなのです。ほら、前もコメントが反映しなかったり。
すみません。
許してやってください。

内容は、お金を集めるために紛争する様子とか、必死にトレーニングするさまとか、主役の二人の「ヨット?それとも私?」「仕事?それともヨット?」みたいなせめぎあいがあって面白かったです。
決して金持ちの豪華な映画ではありません。
どっちかというとスポ根に近いだろうか…?

ヨットは…ディンギーとかエンジンの付いてないヨットだったら、都道府県や市町村が持っていて、安くレンタルしてくれるところもあるのですが、まあ珍しいかもしれませんね。
かつては琵琶湖(滋賀県にレンタル)や大阪北港(大阪市にレンタル)でヨットを借りて乗ってました。
数百円、の世界でしたね〜。シャワーとか施設も使えたし。
今はどうなんだろう?
橋下知事のおかげで潰されているかもしれない…贅沢、とか言われて。

で、なんの映画を見てきたんですか?
興味津津やなぁ。
後で伺います♪ [削除]
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ボースン at 2008/08/06 14:42
うーん。なつかしいですねー。しかし大昔見た筈なのに全く細部が思い出せないあたりが、完成度がどうだったか…ですかね(笑)
毎年なんとか一度はディンギーに乗りに行ってた時代が夢のようです(もう体力ないし…)。

ところで、きょうテメレアとリナを発送しましたのでよろしく。ついでに前送ったDVD、なんというかその…リージョンの壁超えるためアナログなダビングを行ったのでチャプター位置が適当(10分ごととか)になっちゃってることはお伝えしてましたっけか…まあ、割とどうでもいいことですが(笑) [削除]
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ボースン at 2008/08/06 14:48
ちなみに大阪北港のヨットハーバーはまだ存続してますよ〜。市立だし。
幸いにして(!)橋下知事であり、橋下市長ではないですから(笑)

確認してみたらトッパーの方はまだ1h900円でした。がんばってるな〜。シカーラは1100円だけど、二人で乗る前提の大きさだから、十分お安いですよね。…問題は、この値段でレンタルする前に、いかにオカネをかけずに基礎知識&技術を仕入れるかですが。 [削除]
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翠雲 at 2008/08/06 14:53
懐かしいですよね。
ヨット熱に浮かされて、(お金もあったし)勢いで作った映画だと思います。
勢いはありましたね、映画にも(笑)
ただ、アメリカ=NO1!みたいなところもあったんでどうかな。

毎年ディンギーの乗っていたのが懐かしいです。
あのときでもお腹はすくわ、帰りの電車では爆睡するわ、でしたから、今は到底ついてゆけまい…と思います。

本の発送ありがとうございます。
いつもご足労をおかけして申し訳ないです。
見るときは細かいことは気にせずに、ざーっと見ますので、ご心配なく。 [削除]
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翠雲 ◆ tukigumo at 2008/08/06 15:16
そうかー。
あそこは市立でしたか。(って自分でも書いてましたね。やれやれ)
あれもこれもやめてしまえ・ぶっつぶせー!みたいな報道が流れてきますので、あれもこれもなくなったんでは?と思うんですよね、大阪については。
そうかーまだ青少年の育成に頑張っているんですね。 [削除]
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細雪

(2008/08/01 Fri)


DVD(友人からのレンタル)鑑賞

1985年
東宝創立50周年記念映画。

谷崎潤一郎原作の小説を市川昆監督が美しい映像にまとめた。
美しい大阪の四姉妹(+α)の物語である。

船場で育ったええとこの嬢ちゃんたちが、それぞれの道を見つけて道を分かつ。
彼女らの別れが、同時に時代に終止符を打ったのかもしれない。


長女・鶴子…岸 恵子
次女・幸子…佐久間 良子
三女・雪子…吉永 小百合
四女・妙子…古手川 裕子

いずれ劣らぬ美しさ。
…というかね。
この四人が着物で着飾って並んだ立ち姿、あるいは桜並木を歩く姿、その美しさにはため息しか出なかった。

また、雪子の花嫁衣装を全部出すシーンがあって、その豪勢なこと!
こんな着物は今のご時世では作れない。
という鶴子のセリフもあったけど、いや〜現代でも無理でしょう・
なんと大胆で繊細で煌びやかで…気品があって、美しいことか。
これを着こなせる日本女性も少なくなったってことでしょうか。


さすが谷崎文学!
というべきか、
さすが市川監督!
というべきか。

何が素晴らしいって、最初は「京都の花見」から始まり、秋の紅葉、冬の雪、そして別れ…と物語は展開するわけですが、この花見!
嵐山の料亭で、障子越しにピンク色が美しいこと!
これは桜の色なんですよね。
桜の色が障子に映っているわけです。
なんて綺麗な映像なんだろう。
桜そのものを見せるわけではなく、桜の色をほんのりとのぞかせる、みたいな。

そして平安神宮の紅しだれ。
京都の桜といえば、紅しだれでしょう、やはり。
それをたっぷり堪能させてくれます。

秋。
秋は大阪の箕面に紅葉狩りに行くわけです。
雪子さんのお見合いにかこつけて、なんだけど…一度行ったことがあるけど、印象深いのは"兇暴な猿にご用心"の看板です。
確かに…猿は怖い。
箕面の猿の凶暴性は結構有名だそうです。

そして紅葉といえば、京都の嵐山。
この別宅の入口…ううん?どっかで見たことあるぞ、とか思っちゃいけないんですよね。
夢が覚めてしまうから(笑)
自然の美しさ、四姉妹の美しさ。
相乗効果でとっても綺麗でしたね。


実は、ストーリーはまったく知りませんでした(笑)
本も読んでませんでした。
今回、本とこのDVDを同時に友人からレンタルしました。
本も読み始めてますが、先にDVDを見てしまいました…まあいいけど。
原作は原作で楽しみだし。

谷崎さんの文学作品というのはね…高校生の頃に「源氏物語」の訳を読んで挫折したんです。
こんなん、訳に訳が要るわ!
と叫んだとか叫んでないとか…

借りた原作本も昭和60年の出版で、ぎっちり文字が詰まってますわ〜でも面白いから苦にならない。
柔らかい関西弁は非常に読みやすいもんです。
言うなら映画もとても見やすいです。

へぇ〜?
ふぅん?
そやかて…!

って、この四人姉妹が主人公だから、関西弁でも柔らかい女ことばでストーリーがつづられるわけですからね。
すごく聞き取りやすいし柔らかいし、ヒステリーを起こしても癇癪を起してもそんなにきつく聞こえない。
相手もすぐになだめるし(笑)
「そんなことあらへんて」
って…とにかく柔らかい。
やさしい感じを受けます。
大阪弁ってしゃっきりはきはきだけじゃないんですよね。
他地方の人は関西を全部ひとくくりにしているみたいだけど…。


四姉妹は大正時代にはそりゃもう船場をぶいぶい言わせた船問屋の蒔岡家のご令嬢なわけだけれど、昭和の初期、戦争の足音がしっかり響いている(電車や列車で兵隊さんがちらほら出てくる)時代には、すっかり落ちぶれて、のれんも他人様に売り渡している始末。
本家はまだ大阪の上本町にあり長女鶴子が婿養子を迎えて守っている。
次女幸子はやはり婿養子を迎えて芦屋に分家を構えている。
落ちぶれたりといえども、どちらも女中を複数雇って生活している様な家である。
だいたい…自分たちの生活費がどうとか収入がどうとか、ぜんぜんわからない人たちで、稼ぎと家計の保持はどうやら婿養子どのが担当している様子。

はぁ…おじょうさまやね。

そのなかでも、三女・雪子の結婚問題(何度見合いをすることか!しかもやるほどレベルが落ちてゆく気が…)四女・妙子のスキャンダル。
そういうものに振り回され、昔の栄光にしがみつく嫁さんたちを持った婿養子二人の苦悩とか、息抜きとか(笑)同時進行で進んでゆきます。


もーどーすんのよ!
と、放りだしたくなりながら、放りださないのは家族の姉妹のきずなの強さでしょうか。
すぐ仲直りするんですよね。
そして、「姉妹は仲良くしなくっちゃ」というセリフが出てきます。
ああ、本当に。
そうだよねぇ。
そう思います。

ラストは別れのシーン。
それぞれがそれぞれの道を、人生を歩んでゆかねばならないのです。
「今年は京都で四人揃ってのお花見はできひんねぇ」
と長女・鶴子の台詞が胸にこたえました。

戦況は悪化、彼女らが再び手を取り合い言葉を交わすことができるかどうか…それが難しいことを知っている、奇跡を呼ばなくてはならないことを知っている私たちにはその別れがとても重いものに思えます。

う〜ん。
本当に、綺麗な映画!
さすがです。


ああ、そうだ。
ただひとつ。
監督の意思に反して、今なら皆笑っちゃうだろうセリフも…
格式を重んじる蒔岡家の法事。
時節柄盛大にはできないとのことで、取り寄せたお弁当が、目いっぱいいいところの…「船場吉兆」
当時は凄かったはず。
こんな(今のような)はずじゃなかったはず。

時代の残酷さを垣間見ました。


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睡蓮 at 2008/08/01 19:31
これは、エモやんの初出演映画ですよ!ほとんど台詞無しですが。(笑)
原作はちょっと冗長気味だけど、映画は上手く四季にまとめましたよね〜
昭和10年頃って、戦前で一番豊かで華やかだった頃だそうで、これ以後、どんどんと戦時色が強くなり物が不自由になっていく、そのギリギリの頃だそうです。
たしかにそんな気がしますよね〜この映画を見てると。 [削除]
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翠雲 ◆ tukigumo at 2008/08/01 21:41
何がしたいのかよくわからん華族の次男坊さんですね。
45歳…老け役だけど吉永小百合の相手役だもん、文句を言うたらあかんのやろうね。
この四姉妹が戦争をどうやって生き抜いたのか、はたまた生き抜けたのか、とても気になりますね。
あれだけの華やかな世界を見せられてしまうと。
歴史を知っているものが見るから辛いんかなぁ…? [削除]
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睡蓮 at 2008/08/02 01:53
大阪は大空襲を受けますしね。東京も一面焼け野原になるし・・・
芦屋ぐらいは無事だったのかな。神戸は西の方が被害を受けたと聞きました。
無事に終戦を迎えられそうなのは芦屋の幸子夫婦ぐらいかなぁ。 [削除]
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翠雲 at 2008/08/02 20:26
「ほたるの墓」とか、今年の春にやった空襲のドラマとかを見ているとね、到底そうも思えませんけどね。
供出、そして勤労奉仕。
栄養不足に神経衰弱…。
あの体の弱い幸子さんが保つんだかどうだか…疑問です。
雪子さんとか妙子さんは大丈夫そうだけど。 [削除]
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